マッチング成立に向けて活動しています


伴走型支援とゼミ開催

 2017年度秋期までは、伴走型支援として、空き家を使いたい方の事業を理解し、その希望に従った空き家候補の調査を続けてきましたが、実感として、使ってもらいたい方を探すのが、かなり難しい(実績ゼロ)ことが分かってきました。

=空き家はいっぱいあっても、使ってもらいたい方が見つからない!
=所有者を特定して貸与依頼しても反応がない!

また、藤沢市の空き家マッチング制度への所有者の登録もない状況が続いています(2019/11/7時点)。

 

よって2017年冬期からは以下を試みています。

(1)藤沢市広域での広報活動 

  ⇒ フリーペーパー等の媒体を使って、空き家を使ってもらいたい方を募集

(2)地域に密着した広報活動 

  ⇒ まちかつゼミ(勉強会、交流会)の実施 

 

まちかつゼミの主目的は以下の2つです。

●活動を通じて得られた空き家・空きスペースの課題の知見の発表 →  情報提供
空き場所の利活用情報発信を通して、“まちかつふじさわ”の活動を知ってもらい、ゼミ参加者から理解・賛同および今後の情報提供へ繋ぐ

●空き家・空きスペースを使いたい方と使ってもらいたい方との交流 →  マッチング

利用したい方の事業となぜこの地区で空き家・空き室を必要としているのかを知ってもらい、利用してもらいたい方の情報提供へ繋ぐ 



伴走型支援の例:ふじぽけ

子ども居場所ための空き家・空きスペースを探している、NPO法人ふじぽけ(代表理事 小澤由加里さん)。現在は藤が岡市民の家で活動中(写真)です。

登記情報から空き家の所有者を特定した3件に対して連絡するも、残念ながら反応はありませんでした。信頼される関係づくりが大切と考え、地域密着の広報活動「 まちかつゼミ#2 」を実施し、結果、近隣自治会長から自治会内の広報による空き家・空きスペース探しについての協力申し出が有りました。現在、自治会向けチラシを作成し調整中です。

また、他の近隣町内会・自治会でも協力を得ることができないかを検討しています。

左記ふじぽけのロゴをクリックするとふじぽけのfacebookサイトにアクセスできます。

まちかつゼミ#1報告

2017/12/17(日)現在利活用中の古民家にて、まちかつゼミを開催し、13名の市民の方に参加頂きました。
説明は、まちかつふじさわのスタッフ4名で行い、質問・交流タイムでは、今年度から実施されている藤沢市の空き家利活用マッチング制度や空き家利活用事業補助金の状況に関する質問や、コミュニティの拡大により空き家をシェアする団体を増やせば、個々の団体における賃貸料の負担を軽減できるのではとの御意見等、活発な議論となりました。
また、今回のゼミに参加して頂いた方へのアンケートでは、連続して実施した方がよい、参考事例についての意見交換もしたい、空き家利活用でどの程度の費用がかかるのかも知りたい、藤沢市内のコミュニテイカフェへの利活用事例も知りたい等の貴重なご意見を頂きました。

まちかつゼミ#2報告

2018/4/14(土)藤が岡市民の家において、まちかつゼミを開催し、8名の市民の方に参加頂きました。
説明は、まちかつふじさわのスタッフ4名で行い、現在実施している地域活動を紹介した「子どもの居場所を作りたい!」の説明は、NPO法人ふじぽけのスタッフ1名が行いました。また、質疑応答では、ふじぽけと同じような活動をしている団体は市内にいくつあるのか、空き家を貸したい人に対して利活用のメリットが描かれているパンフレットはないのか、あれば、町内会でも配布することができる、地域の企業などとコラボレーションして、より活動の展開を図ってはとの御意見等、活発な議論となりました。

また、今回のゼミに参加して頂いた方へのアンケートでは、初回を聞いていないので項目事の内容をもう少し丁寧に話してもらうと分かりやすかった等の貴重なご意見を頂きました。


まちかつゼミ#3予定

”孤食をなくそう!テーブルを囲んでみんなで食べよう!栄養バランスの取れた食事をとろう!”をキャッチフレーズに”片瀬山カフェあったらいいな”(プロジェクト名)は「オトナ食堂」を運営中です。この活動を通して地域の方々からの空き家・空きスペースの情報を得たいとも考えています。

オトナ食堂は2019年末で活動1周年!10回の開催の実績があります。

今後、片瀬山市民の家でオトナ食堂と合同イベントとしてまちかつゼミ#3を実施することを検討中です。

(写真はオトナ食堂3回目のチラシ)